宅建士試験の合格発表を控えて


 

久しぶりのブログ更新に自分自身が驚きました。

 

コロナ禍の影響もあり

過去10年…、15年と比べても

業務が多忙を極めたことがその言い訳です(汗)。

 

さて、

弊社関連会社のお話です。

 

2018年4月より始めました

不動産業の必須資格である

「宅地建物取引士」取得を目指される方を対象とした家庭教師・講師業は

今年で3年目となりました。

 

先月10月に実施された「宅地建物取引士試験」の合格発表が

12月2日(水) 9時半 に予定されております。

 

ただ、今年は例年とは異なる心境でその日を迎えようとしています。

 

毎年、標準学習期間を6ヶ月と想定のうえ、

3月頃までにお客様を募集し、4月から学習を開始できるようスケジュールを組みますが、

今年は、

コロナの話が出始めた時期と募集時期とが重なり

3密、感染リスクの懸念から、

残念ではありましたが、お客様の募集を取り止めました。

 

ところで、

この事業を始めたきっかけは、

必ず本業に役立つ」と考えたからです。

 

御存じのように、

今年4月1日に、約120年ぶりに大改正された民法が施行されました。

今回は特に、

我々不動産業者が関係する売買・賃貸借など債権関係の大改正ということもあり、

去年から色々な場所で開催された勉強会に参加しました。

 

「約120年ぶり」という数字が示しますように、

このような大改正は稀ですが、

細かなものを含めますと、

我々の業界に関係する法律、

例えば建築基準法や宅地建物取引業法等は毎年のように改正されております。

お客様にお教えしご理解頂くためには、

我々は、お客様以上に勉強し準備する必要があります。

この準備は想像以上に大変な作業になりますが、

そのおかげで知識が毎年更新され、本業に生かされていることを感じます。

 

今年は、民法大改正後初めての試験ということで

その準備にかなりの時間を割き、意気込んでいたこともありましたので、

募集取り止めの決断は難しいものがありました。

 

私は、どんなに本業が忙しくても

毎年、少なくとも1名のお客様とご縁を頂いております

(初年度は多くの方と御縁を頂いたことで、準備や時間調整などかなり大変だったこともありますが(笑))。

当初の目的は自己研鑽でしたが、

色々な方と関わることの難しさやそれを越えた楽しさを感じたからです。

これは本業と相通ずるものがあります。

 

来年は

お客様と新たなご縁が有りますことを信じ、日々準備を進めていきます。

 

                                宅建士試験合格研究所

 

                         

 

 

 


コメントをどうぞ

CAPTCHA


▲ページの先頭へ戻る